伊原監督の改革第1弾 十亀中継ぎ再転向も「層厚くなる」

[ 2013年12月31日 05:30 ]

西武の十亀

 西武・伊原新監督の改革第1弾として、今季先発を務めた十亀を中継ぎに再転向させるプランが浮上した。課題の中継ぎ陣を強化するのが目的で、指揮官は「先発投手はある程度、数がそろっている。十亀が加われば中継ぎの層が厚くなる」と配置転換に意欲的な姿勢を示した。

 ルーキーだった昨季は、救援として40試合に登板。2年目の今季は先発に転向し、28試合で8勝8敗、防御率3・45だった。さらにチームトップとなる6完投をマーク。投手陣の中でも抜群のスタミナを誇る。今季は救援陣がシーズン後半に疲弊しただけに、伊原監督は十亀を中継ぎに加えることで「救援陣の消耗を避けたい」と話す。

 来季は十亀に加え、高橋や増田、ウィリアムスらで守護神候補の新外国人・ボウデンへつなげる勝利の方程式の完成を目指す。

続きを表示

2013年12月31日のニュース