オリックス新加入のヘルマン 二塁を直訴!球団は三塁示唆も

[ 2013年12月30日 05:30 ]

 オリックスに新加入するエステバン・ヘルマン内野手(35=前西武)が、二塁を直訴していたことが分かった。契約を結んだ際に、球団は本人に三塁起用を示唆したものの、「三塁はバルディリスがいるんだろ。おれは二塁もできるから、やらせてくれ」と自ら希望。関係者を驚かせたという。

 オリックスでは二塁補強が今オフの課題でもあった。西武からFA宣言した片岡と入団交渉を行ったものの破談。さらに日本復帰の可能性もあった川崎の動向に注目していたが、ブルージェイズとマイナー契約で再契約した。今後はトレードなどでの補強案も出ているが未定で、事情を知らないはずのヘルマンがなぜか救世主に名乗りを上げた形となった。

 もちろん三塁が濃厚だが、12年に西武に加入した際に当初は二塁手で、本人も自信満々だとか。関係者も「すごいやる気だった。まさかとは思うが、キャンプで二塁ノックを受けるつもりなのでは」と話している。森脇監督も「ヘルマンのハングリーさは、敵ながら学ばされるものがあった」と貪欲さを絶賛しており、サプライズコンバートに注目が集まりそうだ。

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2013年12月30日のニュース