松井秀喜氏 石川県能美市の「終身名誉」観光大使に就任

[ 2013年12月28日 05:30 ]

ニューヨークから帰国した松井秀喜氏

 石川県能美市は27日、巨人、ヤンキースなどで活躍し、今年5月に国民栄誉賞を受賞した松井秀喜氏(39)が、同市の観光大使に就任すると発表した。15年春には、金沢などに停車する北陸新幹線が開業するタイミングもあり、地元のPR役を担う。

 能美市観光交流課の担当者は「活動内容はまだ決まっていませんが、いろいろな形で県内外への能美市のPRにご協力いただきます」と説明した。松井氏が第1号で、既に受賞が決まっていた同市の市民栄誉賞授与式が行われる来年1月7日に委嘱される。今後も観光大使は誕生するが、松井氏に限り任期が設けられない予定。事実上の「終身名誉大使」となる。

 この日、松井氏は成田空港着の日航機で帰国。来年2月に巨人の宮崎春季キャンプに臨時コーチとして参加するためか、トランクなど通常の荷物とともに10個以上の大きなスポーツバッグが関係者によって運ばれた。報道陣の問いかけに手を振って応じ、到着ロビーに居合わせた観光客には笑顔を振りまいた。年末には家族とともに2年ぶりに石川県に帰省する予定だ。

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2013年12月28日のニュース