米移籍容認の立花社長「複雑な気持ち」

[ 2013年12月25日 16:55 ]

 田中の米球界移籍を容認した楽天の立花球団社長は気持ちを整理するかのように語った。

 ――いまの心境は。

 「非常に重要な戦力であることには変わりない。日本を代表する投手なので残ってほしいという気持ちはきょうも伝えた。彼の気持ちに対して球団の決定ということで複雑な気持ち」

 ――容認を伝えた時の田中の表情は。

 「ほっとした表情だったかなと思う」

 ――三木谷オーナーの考えは。

 「もともと若い選手を含めて海外で挑戦することは推しているのでそこは変わりない」

 ――オーナーが決断したのはいつ。

 「正式には昨夜」

 ――その時どんな言葉があったか。

 「田中のメジャーを後押ししよう。田中将大の成功を快く受け入れようというような言葉をいただいた」

 ――新制度にはまだ納得していないのか。

 「FA(フリーエージェント)に近い形。これが日本の球界にとってプラスなのかはまだこれから議論するべき」

 ――送り出す気持ちは。

 「7年間、チームの中心メンバーとして活躍してくれた。本当に悲しい思いになるけど、日本の誇り、東北の誇りを持ってメジャーで大暴れしてもらいたい」

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2013年12月25日のニュース