2度の戦力外乗り越え阪神・加藤 2200万円増一発サイン

[ 2013年12月7日 05:30 ]

契約更改を終え、会見する加藤

 阪神・加藤が2200万円アップの年俸4800万円で一発サインした。今季、左の中継ぎとしてブルペンを支えた左腕は自己最多の61試合に登板し16ホールドをマーク。

 2度の戦力外通告を受けながら、はいあがった男は最高のシーズンを送り「(プロ)13年間の中で一番の数字なので」と大幅アップに笑顔がこぼれた。

 来季の目標には50試合登板を最低ラインに20ホールドを設定。横浜時代にチームメートだった同じ左腕の吉見の加入にも「同級生なんで良い形で切磋琢磨(せっさたくま)できたら」と歓迎した。一方で新人も含めた中継ぎ左腕の競争には「ライバルが増えるのは良いこと。勝てなければ終わっていくだけなので」と闘志を燃やした。

 「まずリーグ優勝、そのあと日本一になれるように。オフに良い準備をしてシーズンを迎えたい」。頼れる加藤が虎の中継ぎ陣をけん引する。

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2013年12月7日のニュース