星野監督「若者の米挑戦は賛成」 田中に理解示す、早期合意を期待

[ 2013年12月3日 18:00 ]

記者の質問に答えるプロ野球楽天の星野監督

 楽天を球団創設9年目で初の日本一に導いた星野仙一監督が3日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、ポスティングシステム(入札制度)による米大リーグ挑戦が注目される田中将大投手について「球団と話すこと」と断った上で「若者が米国にチャレンジすることは賛成」と述べ、エースの希望に理解を示した。

 入札制度は新制度の成立に向けた日米間の交渉が難航している。星野監督は「最終的には12月終わりには決着するんじゃないか。ずるずる決着がつかないと田中自身が不安で不安でしょうがない」と早期の合意を期待した。

 また日本一を届けた地元東北へのメッセージを求められ「チャンピオンフラッグをぼろぼろになるまで子どもに触らせてあげたい」と話した。

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2013年12月3日のニュース