斎藤「全力で倒しにいく」 ソフトB移籍・鶴岡に“恩返し”宣言

[ 2013年12月1日 10:44 ]

子供たちと一緒に綱引きをする日本ハム・斎藤

 すでに気持ちは切り替わっていた。日本ハムの斎藤は11月30日、ソフトバンク入りを表明した鶴岡について「これからは敵になる。やはりそこは一線を引いて、プロとしてやらないといけない。全力で倒しに行きます」と力強く宣言した。

 今季は右肩関節唇損傷でわずか1試合の登板に終わったことから、バッテリーを組むことはなかった。しかし昨年は3月30日の開幕西武戦(札幌ドーム)を含め、多くの試合で引っ張ってもらった先輩だ。新天地で勝負を懸ける鶴岡同様、斎藤も来季復活を期す。「新しい捕手とまたスタートを切ってやっていきたいですね」と、前を見据えた。

 この日は武田勝とともに札幌市内で行われた小、中学生50人との交流イベントに参加。フットサルや綱引きなどで交流を深めた。ストラックアウトでは12球で5枚を射抜き、4枚だった先輩の武田勝に勝利。幸先よいスタートに「来季は2桁勝利。勝さんと一緒に頑張ります」と子どもたちの前で頼もしい誓いを立てた。

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2013年12月1日のニュース