藤浪 プロ初交渉は“銭闘”度外視「絶対一発サイン、とは…」

[ 2013年11月26日 08:14 ]

笑顔でノックを受ける藤浪(左)と秋山

 阪神・藤浪晋太郎投手(19)が25日、近日中に迎えるプロ入り初の契約更改交渉について言及。「楽しみと言えば、楽しみですね」と前置きし「(年俸が)上がるかは知りませんが、金額でどうこう言うつもりはないです」と“銭闘”を度外視してテーブルに着く考えを示した。

 「金額以外の面で、いろいろ話をしたいし、聞いてみたいですね」

 契約更改で球団側から示される金額はプロ野球選手にとって通知表のようなもの。時にその数字を巡って交渉が難航するのが、球界の風物詩だ。

 だが藤浪は「金額」には固執しない。それより球団との「対話」を重視する。とはいえ、セ・リーグから新人特別賞を贈られることが決まった右腕は投手らしく“けん制球”も忘れない。「絶対に一発でサインする、とは言いませんよ」とニヤリ。投じるボール同様、ビジネストークも切れ味が鋭そうだ。

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2013年11月26日のニュース