オリックスドラ2東明 京セラドーム大好き 1年目からフル回転誓う

[ 2013年11月14日 06:00 ]

オリックス・長村編成部長(左)から帽子をかぶせてもらう東明。右は牧田スカウト

 オリックスのドラフト2位指名・東明大貴投手(24=富士重工)が13日、群馬県太田市で入団交渉を行い、契約金8000万円、年俸1200万円(いずれも推定)で仮契約した。背番号は未定。

 右腕は「やっと実感がわいてきた」とはにかみながらも、プロでの目標を口にした。

 今月7日に閉幕した日本選手権では2完封を含む3勝をマークしチームを準優勝に導いた。しかも20回2/3を投げ無失点と輝いた舞台は、くしくも本拠地となる京セラドームで「ゼロに抑えられたし、やっぱり縁を感じる」と喜んだ。その“ミスターゼロ”が夢見るのがプロでの記録継続だ。

 連続イニング無失点の球団記録は金子の持つ34回(11年)。「そういう記録を狙えるくらいになれたらと思います」と目標に掲げ「いろいろ得られるものがあると思っています」と金子と対面するのを心待ちにした。

 次世代のエースになるために、すでに侍ジャパンの台湾戦を録画して、プロで戦うライバルたちをチェック。同じ年の中田翔らを封じて、狙うは新人王だ。「勝ちに貢献できる投手になりたい。どこでもやるつもり」。即戦力右腕は、1年目からのフル稼働を誓った。

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2013年11月14日のニュース