西武・浅村 清原も背負った背番「3」直訴へ 球団顔の“自覚”

[ 2013年11月14日 06:00 ]

伊原監督(中央)が見守る前で守備練習する浅村(左)。右は永江

 西武の浅村栄斗内野手(23)が今オフの契約更改の席上で、背番号3への変更を直談判することが13日、分かった。

 入団以来「32」を背負ってきた浅村は今季、5月下旬から4番に抜てきされ、110打点を挙げて打点王に輝いた。ゴールデングラブ賞を獲得し、侍ジャパン入りも果たした。自他ともに認める納得の成績を残し「今年は3番をくださいと言います」と明かした。

 3番は尊敬する中島(現アスレチックス傘下3Aサクラメント)が12年まで背負った番号。かねて「背番号3に恥じないレベルまで行けたらつけたい」と話していた。11年オフの契約更改では球団から別の1桁番号の着用を打診された時も「3をつけられるまでは32のままで」と辞退。今季結果を残したことで、満を持しての立候補だ。3番はかつて清原和博も背負い、球団の顔といえる番号。球団側は中島の移籍で「見合う選手が出てくるまでは」と今季は空き番号にしたが、浅村なら背負う資格がある。

 浅村は侍ジャパンの台湾遠征を終え、この日、宮崎・南郷での秋季キャンプに合流。球場に残って汗を流す姿は、主力選手としての自覚を感じさせた。

続きを表示

2013年11月14日のニュース