ひちょり 西武入団へガチ勝負 代名詞パフォーマンス封印

[ 2013年11月13日 06:00 ]

テスト参加した森本(左から3人目)は、帝京高の先輩でもある河田外野守備走塁コーチ(左)にうながされて円陣であいさつ

 パフォーマンスは封印し、背水の覚悟で生き残りをかける。DeNAを戦力外となった森本稀哲外野手(32)が12日、宮崎・南郷で行われた西武の秋季キャンプにテスト生として参加した。

 森本は、かぶりものやアニメのコスプレを取り入れたパフォーマンスで絶大な人気を誇ったが、今回はテスト生の立場。伊原監督、鈴木葉留彦球団本部長が目を光らせる中、終始真剣な表情を崩さなかった。練習前の円陣では「森本です。プロ15年目、外野手です」とあいさつ。練習では時折、他の選手と談笑する場面があったが、生来の真面目さを見せて声出しするなど必死にアピールした。

 伊原監督からは「実力だけで見る。使えるなら使うし、ダメなら落とす」と声をかけられた。西武の外野陣は栗山主将、ゴールデングラブ賞を獲得した秋山、坂田、大崎ら実力者がひしめく激戦区。それでも「僕が求めていた環境。がっつり勝負してダメなら辞める覚悟。レギュラーを獲るつもりでやりたい」と固い決意を口にした。

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