三菱重工広島　ベテラン森脇、指揮官も驚く５安打完封

＜日本新薬・三菱重工広島＞５安打完封の三菱重工広島・森脇

日本選手権第８日　準々決勝 三菱重工広島３―０日本新薬

（11月5日 京セラドーム）
　三菱重工広島は１９７４年の第１回大会以来となる４強入りを決めた。

　入社１６年目、３３歳の森脇が５安打完封で自身全国大会初勝利。１、２回戦の鮫島の完封劇に刺激されたという左腕は「ピンチの場面で長年の中継ぎの経験が生きた」と喜んだ。チームとしては、１０年大会でトヨタ自動車が記録して以来の３試合連続完封勝利。中野学監督は「本当に森脇の完封は凄い。（４強入りの）実感は全然ないけど、うれしい」と笑顔だった。