上原感激Ｖパレード「すごい反応」　田沢「コウジコールばかり…」

ワールドシリーズを制し、ボストン市内を優勝パレードするレッドソックスの上原浩治（右）と田沢純一両投手
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　米大リーグで６年ぶりにワールドシリーズを制したレッドソックスの優勝パレードが２日、ボストン市内で行われ、上原浩治（３８）、田沢純一（２７）両投手らがファンと喜びを分かち合った。

　抑えで活躍した上原投手は大声援を受け「すごい反応。米国で（の優勝）というのはまた違ったうれしい気持ちになる」と感激の面持ちだった。中継ぎでチームを支えた田沢投手は「『コウジ』コールばかりだったので、もうちょっと知名度を上げたい」と笑った。

　パレードは観光に使われる水陸両用車で本拠地球場フェンウェイ・パークを出発した。４月に爆破テロに見舞われたボストン・マラソンのゴール地点では、優勝トロフィーを置き「ゴッド・ブレス・アメリカ」を斉唱して犠牲者を追悼。市中心部を流れるチャールズ川も巡航した。（共同）