星野監督「代われと言った」がマー君「最後までいきます」

[ 2013年11月2日 22:08 ]

<楽・巨>5回 巨人に逆転を許しベンチで苦笑いの楽天・星野監督(右は田中)

日本シリーズ第6戦 楽天2―4巨人

(11月2日 Kスタ)
 初の日本一に王手をかけた楽天は、絶対エースの田中での優勝を目指した。だが、田中が2点リードをもらいながら、巨人打線に12安打を浴びて今季ワーストの4失点を喫して逆転負け。昨季から続いていた公式戦の連勝は30で止まった。

 だが、星野監督は「田中はこれだけ今年投げてくれて、最後に黒星がついた。本当に感謝しています」と感謝。「途中で代われと言ったけど、エースの意地。『最後までいきます』と言った」と、リーグ優勝の最大の功労者でもある田中の力投に打線が奮起するのを待ったが、この日は流れが来なかった。

 球団創設9年目での初の日本一は、3日に行われる運命の第7戦に持ち越された。総力戦が予想されるため、星野監督は「でも、田中の負けを見られたのは幸せなことだよ。これまでなかったんだから。泣いても笑ってもラスト。選手は必ず期待に応えてくれると思う。あしたは選手が決着をつけてくれるかな」と期待した。

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