統一球変更に一部の球団関与か…第三者委員会が追加報告書議論

[ 2013年10月18日 06:00 ]

 日本野球機構(NPB)の理事会が17日、都内で行われ、第三者委員会(委員長・那須弘平弁護士)の追加報告書を議論した。統一球の無断変更に伴うNPBの内部調査を行った報告書は、一部の球団が「内容に確認したい点が残る」と疑問を呈したことから追加調査を依頼していた。

 今回は前回提出された80枚を超える報告書とは別に、追加報告書として提出された。NPBの井原敦事務局次長は「疑問点は解消しました。それを含めて今後どうやって生かしていくか議論したい」と話した。前回の報告書は統一球の変更に一部の球団が関与していると思わせる記述があり、問題視されていた。追加報告書は21日の臨時オーナー会議で報告され、全文公開するかも含めて協議する。また、統一球の変更に関わった関係者の処分も同オーナー会議で決定する。

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2013年10月18日のニュース