完封菅野に原監督注文は1つだけ「勝負師として鬼になれ」

[ 2013年10月17日 21:23 ]

<巨・広>完封勝利の菅野(左)をねぎらう原監督

セ・リーグCSファイナルステージ第2戦 巨人3―0広島

(10月17日 東京D)
 日本シリーズ進出に王手をかけた巨人の原監督は、苦手としていた広島・前田健を下し「非常に価値ある勝利」と手応えを口にした。

 前田健はレギュラーシーズンで4回対戦し3敗、防御率0・96と手も足も出ず。「ペナントレースにおいては子供のように蹴飛ばされた」と指揮官は表現したが、この日は伏兵・寺内の3ランを菅野が最後まで守りきった。

 セ・リーグのCSでは初となる完封を記録した菅野について「最後にやついて投げているところが勝負師として鬼になって投げなければいけないと思いましたけど、いいピッチングだったと思います」。9回のピンチを除けば文句のつけようのない投球で、注文をつけたのは最後の姿勢だけだった。

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2013年10月17日のニュース