菊池 止まらん4安打!敗戦も前向き「悪くない」

[ 2013年10月17日 06:00 ]

<巨・広>7回、左前打を放つ菊池

セ・リーグCSファイナルS第1戦 広島2―3巨人

(10月16日 東京D)
 広島・菊池の勢いが止まらない。つながりを欠いた打線の中で4安打と気を吐いた。

 ファーストSからの3試合で通算12打数8安打。好調を維持する2年目の若武者は「負けたけれど、チームとしては悪くない」と表情に暗さはなかった。走塁でも光った。7回、2死から出塁すると、続くキラの初球で二盗。投球が暴投となる間に一気に三塁を陥れた。しかし、4安打とも得点には結びつかず「勝ちにつながる仕事がしたい」と貪欲だった。
 
 ≪高橋慶以来29年ぶり≫菊池(広)が4安打の固め打ち。プレーオフ、CSでの1試合4安打は、今季第1S(2)の浅村(西)以来11人目、12度目となる最多タイ記録。セでは07年第2S(2)の谷繁(中)、昨年第1S(2)の大島(中)に次ぎ3人目となった。なお、広島打者のポストシーズン4安打は、84年第7戦の高橋慶以来29年ぶり2人目。

 ▼広島・大竹(6回2死から坂本に同点被弾)2死まで行ってあの1球は駄目。あそこまで飛ばされたら…。チームが勝てなかったから、悔しいだけ。本当に申し訳ない。

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2013年10月17日のニュース