早大 立大に延長11回サヨナラ勝ち 横山3回完全救援2勝目

[ 2013年10月15日 06:00 ]

<立大・早大>サヨナラ勝ちし本塁付近で歓喜の輪をつくる早大ナイン

東京六大学野球第5週最終日 早大1―0立大

(10月14日 神宮)
 3回戦1試合が行われ、早大が1―0で立大にサヨナラ勝ちし、2勝1敗で勝ち点を2に伸ばした。早大は延長11回1死三塁で、遊ゴロの間に三塁走者が本塁へ突入。相手遊撃手の本塁悪送球を誘って生還した。0―0の9回途中から登板した横山貴明投手(4年)が3回を無安打無失点で完全救援し、リーグ通算2勝目を挙げた。

 早大が、横山の完全救援で優勝戦線に踏みとどまった。0―0の9回無死一塁から送り出されると「絶対負けられない。流れを変えたかった」とスライダーで遊ゴロ併殺に仕留め、波に乗った。3回を無安打無失点で、サヨナラ勝利を呼び込んだ。横山は11年春以来、5季ぶりの勝ち星で通算2勝目。プロ志望届を提出し、ドラフトでの指名を待つ右腕は「もう勝てないかもと思っていたのでうれしい。プロに挑戦したい気持ちでやっている」と笑顔だった。

 ▼立大・大塚淳人監督(10回1/3を4安打1失点で敗戦の先発・沢田圭について)素晴らしかった。よく投げてくれた。(敗戦は)私の采配ミスです。

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2013年10月15日のニュース