早大１年・中沢が一発　横山好救援で先勝

＜立大・早大＞６回途中から好救援を見せた横山

東京六大学野球第５週第１日 早大３―１立大

（10月12日 神宮）
　１回戦２試合が行われ、法大と早大が先勝した。第１試合は法大の船本一樹投手（４年）が東大打線を５安打に封じ、リーグ戦初完封勝利をマークした。第２試合はプロ志望届を提出した早大・横山貴明投手（４年）が、６回途中から２番手で登板し２安打無失点の好救援。３―１で立大に競り勝った。

　早大の１番に座った１年生の中沢彰が、リーグ戦１号本塁打を放った。２―０の３回、先頭で打席に入ると、同じ１年生・沢田圭のカットボールを右翼席に運び「切れるかなと思ったけど、入ってくれて良かった」と笑顔を見せた。静岡高では通算２３本塁打も、今春は７打数無安打と苦しんだ。「夏のオープン戦で本塁打を打ってコツをつかんだ。チームに貢献できてうれしい」と喜んでいた。

　▼早大・横山（６回２死一塁から３回１／３を２安打無失点の好救援）制球が乱れたが、点を与えなかったので結果が良ければいい。