和田監督 ジンクス破るか?ステージ初突破に万全 

[ 2013年10月11日 18:12 ]

 阪神の和田監督は全体練習に予定より30分以上も遅れた。バッテリーによるミーティングが長引いたからだった。就任2年目で監督として初めて挑むCS。攻守に万全を期し「もう一度巨人と勝負したい」と球団初のファイナルステージ進出へ意気込んだ。

 新人だった1985年に日本一を経験した。だが、コーチで携わった2003、05年の日本シリーズは勝てず、07、08、10年と3度のCSも全て最初のステージで敗退した。短期決戦に弱いチームのジンクスを破れるか。「それは過去のこと。新しいチームになっている」と言い切った。

 チームはレギュラーシーズン終盤に失速した。この日は右手骨折から大和が復帰したが、西岡は発熱で休んだ。初戦は苦手の前田健との対戦が予想され、期待と不安が交錯する中、指揮官は「9月のふがいない戦い(の悔しさ)を一気に晴らす」と力を込めた。

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2013年10月11日のニュース