今季はWBC出場の影響で不振…稲葉「最後まで悔しかった」

[ 2013年10月11日 08:03 ]

 侍ジャパンの新コーチとして入閣することが判明した日本ハム・稲葉は、これまで08年の北京五輪、09、13年のWBCと大きな国際大会を3度経験している。今季はWBCに出場した影響もあり、シーズン序盤から不振に苦しんだ。

 4月24日には自ら申し入れ、故障以外では05年の日本ハム移籍後初の2軍降格も経験。91試合で打率・203、3本塁打にとどまった。本人も「最後まで悔しかった。また来年、稲葉篤紀になって帰ってきたい。若い選手と勝負するつもりだし、レギュラーを渡すつもりはない」と不退転の決意を語っている。

 現役を続行する上で日本ハムで外したコーチの肩書を再び背負うリスクはある。それでも侍ジャパンの活動はレギュラーシーズンに影響しないよう3月と11月を中心に行われ、負担も少ない。

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2013年10月11日のニュース