要注意は栗山と浅村!伊東監督 自ら西武打線対策を伝授

[ 2013年10月11日 06:00 ]

練習を見つめる伊東監督。手前はG・G・佐藤

 ロッテの伊東監督が「特別講座」で古巣・西武打線を丸裸にした。CS第1ステージに向けたバッテリーミーティングに出席し、相手の主力打者の対策法を直々に伝授。シーズン中は主にスコアラーがデータ分析を担当していたが、リベンジのために自ら対策に乗り出した。

 今季の西武戦の防御率は球団別ではワーストの4・65。ミーティングでは特に3番・栗山と4番・浅村の2人の分析に時間を割き、捕手目線で配球を事細かに指示した。同席した斉藤投手コーチは「“こうした方がいい”ではなく、“絶対にこうしろ”という言い方だった」。選手時代に日本シリーズに14度出場し、8度の日本一を経験。監督としても04年に西武を日本一に導いた短期決戦のスペシャリストだけに、強い口調で「攻めろ!」「逃げるな!」と繰り返しながら、短期決戦に臨む心構えを説いた。

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2013年10月11日のニュース