田中、プロ野球史上初の「無敗の最多勝投手」

[ 2013年10月8日 21:34 ]

オリックス戦で開幕24連勝を飾った楽天・田中

パ・リーグ 楽天7―3オリックス

(10月8日 Kスタ)
 楽天の田中将大投手は8日、オリックス22回戦(Kスタ宮城)に先発し、7回2失点で開幕24連勝を飾った。今季の登板はこれが最後の予定で、プロ野球史上初の「無敗の最多勝投手」となる。昨年8月26日からの自身の連勝記録を28に伸ばし、開幕連勝と同一シーズン連勝とともに記録を更新した。

 20勝以上挙げた投手がシーズンを無敗で終えるのは初めて。規定投球回到達者が勝率10割を記録するのは、1936年秋の景浦将、37年秋の御園生崇男(ともにタイガース)、81年の間柴茂有(日本ハム)に続いて4人目。また通算175試合目で99勝に到達し、スタルヒン(巨人)が持つ165試合目での通算100勝の最速ペースには及ばないものの、2位の藤本英雄(巨人)の177試合を上回るペース。シーズン24勝は78年に25勝を挙げた鈴木啓示(近鉄)以来。

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2013年10月8日のニュース