「世界少年野球を愛媛で」王理事長が知事に開催要請

[ 2013年10月8日 16:45 ]

 世界少年野球推進財団の王貞治理事長は8日、愛媛県庁を訪れ、来年開催する第24回大会を「ぜひ愛媛県で開きたい」と中村時広知事に協力を求めた。中村知事は開催に意欲を示し、今後、市町村や関係団体と会場などの調整を行う。開催が決まれば四国で初めて。

 大会は少年野球を通じて国際交流を図るのが目的で、王理事長(プロ野球ソフトバンク球団会長)らが提唱し、1990年に始まった。

 今年8月の福井大会には、15カ国・地域の10~11歳の子ども約340人が参加し、指導者から野球の基本技術などを学んだ。これまでに20都道県と海外5都市で開かれた。

 王理事長は「子どもたちに野球の楽しさを知ってほしい。愛媛の歴史と文化にも触れさせたい」と意義を強調。中村知事は「愛媛ならではといえるような大会を開きたい」と意欲を示した。

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