渡辺監督 涌井11連投で2位死守だ!吉兆も“出現”

[ 2013年10月8日 06:00 ]

光山バッテリーコーチ(左)と話す渡辺監督

 西武・渡辺監督がロッテとの本拠地CS開催を懸けた今季最終戦の「10・8決戦」に向け、守護神・涌井の11連投を予告した。

 涌井は6日の日本ハム戦(札幌ドーム)まで10戦連続で登板し、稲尾和久の持つ球団記録を更新。指揮官は「ここまで来たら涌井でしょ」と最終戦の登板も示唆した。11試合連続となれば72年の佐藤道郎(南海)に並ぶリーグ記録となる。

 この日の練習は片岡、中村ら主力選手は休養したが、涌井は「寝たら元気になった」と参加。「あすはマキちゃん(牧田)に期待する。(登板機会が)なければないで助かる」と先発右腕にエールを送った。

 10・8といえば94年の巨人―中日の最終決戦が有名だが、渡辺監督は「オレは10・19だな」とパ伝説の最終決戦、88年のロッテ―近鉄を思い描いた。「どっちで(CSを)やるかによって違ってくる。勝負をつける」と力を込めた。

 練習中のベンチには幸運をもたらす「吉兆」の生き物と言われるカエルも出現。「縁起ものなんだ?盤石だね」と指揮官も笑顔を見せた。ナイターでロッテが敗れたため、2位に浮上。チームは破竹の7連勝中。あらゆる力を味方につけて2位の座を死守する。

 ▼西武・牧田 後ろがしっかりしているから初回から全力でいける。勝つために自分が何をすべきか考えたい。

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