佐世保実 暴行隠ぺいで県高野連に報告書、保険金も返還へ

[ 2013年10月7日 20:29 ]

 佐世保実業高校(長崎県佐世保市)野球部の清水央彦前監督(42)が部員の暴行を隠ぺいした問題で、県高野連は7日、同校から報告書を受け取ったと明らかにした。日本高野連に報告する。

 県高野連によると、校長と教頭が持参。前監督らが暴行を学校に報告していなかったことや、発覚の経緯などが記載されている。また暴行被害を受けた部員のけがが「練習中の事故」とされていたため、入院の保険金が不正に給付された件についても確認し、返還するとしている。

 学校によると、前監督は昨年8月、1年の部員が退部を申し出たため、引退した当時3年の元部員に「殴ってでも退部を考え直させろ」と指示。元部員は1年の部員の顔を3回殴り、あごの骨を折る重傷を負わせた。

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2013年10月7日のニュース