桧山最終打席は一ゴロ 打線8回一挙4点で逆転勝ち

[ 2013年10月5日 21:12 ]

<神・巨>7回1死、最後の打席で一ゴロに倒れた桧山はスタンドのファンに手をふる

セ・リーグ 阪神4―3巨人

(10月5日 甲子園)
 阪神は実働22年の球団最長記録を持つ桧山進次郎外野手(44)の引退試合を行い、8回に4点を挙げて逆転勝ちした。桧山は「5番・右翼」で昨年5月27日以来となる先発出場を果たし、3打数無安打だった。

 プロ初出場時と同じ相手と球場で、同じ守備位置に。長男が投手、次男が捕手を務めた始球式では左打席に立った。

 第1打席は2回1死走者無しの場面で左飛。第2打席は3点先制された直後の4回、2死二、三塁の好機だったが右飛。第3打席は7回1死走者無しで一ゴロ。8回の守備から退いたため、この打席が現役最終打席となった。

 桧山は1992年に京都・平安高(現龍谷大平安高)―東洋大からドラフト4位で阪神入り。2003、05年のリーグ優勝に主力で貢献。06年から代打の切り札として活躍し、9月7日に現役引退を表明した。

 試合は4回、巨人・寺内の適時二塁打で先制を許し、藤井の悪送球の間にさらに2点を失ったが、8回に上本が同点3ラン。さらに敵失の間に勝ち越し点を奪い逆転勝ちした。

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