ロッテ CSへの重圧 伊東監督 サヨナラにも「ちょっとちぐはぐ」

[ 2013年9月30日 22:37 ]

10回裏無死満塁から福浦の浅い左犠飛で三塁走者の荻野貴は捕手・大野のブロックを弾き飛ばしてサヨナラのホームイン。飛びつく岡田(中)と抗議する大野

パ・リーグ ロッテ1―0日本ハム

(9月30日 QVCマリン)
 「勝って良し、としなければならないんでしょうけど…」。今季8度目のサヨナラ勝ちにもロッテ・伊東監督の表情は晴れなかった。

 Bクラスが決まっている日本ハム相手に苦戦し、6回まで無安打。7回も初安打が飛び出したもののバント失敗で少ない好機を生かせず、延長戦までもつれる展開に。「余計な重圧がかかっている。普段通りの野球ができていない。ちょっとちぐはぐ」と指揮官。前日29日の西武戦でのサヨナラ負けといい、クライマックスシリーズ進出がかかる試合で、選手が力を出し切れていないことに、心配の種は尽きないようだ。

 3位ソフトバンクとのゲーム差は1・5、4位西武とは3・5に広げた。月が替わって10月最初の試合は再度西武戦。重苦しい雰囲気を払しょくできるか。残り6試合。気の抜けない試合が続く。

続きを表示

2013年9月30日のニュース