則本15勝目ならず 8回突如の乱調で3失点

[ 2013年9月24日 21:42 ]

6回西武2死、秋山を見逃し三振に仕留め、ほえる楽天先発の則本

パ・リーグ 楽天3―4西武

(9月24日 西武D)
 楽天の則本は7回まで無失点投球を続けていたが、2―0の8回につかまり、パ・リーグの新人では16勝を挙げた1999年の西武の松坂(メッツ)以来となる15勝到達は持ち越し。「また8回に点を取られて情けない」と語った。

 8回、則本は突如の乱調で5安打を許して逆転された。球団創設9年目での初優勝が近づく中でも、「優勝とかマジックとかは気にしていない。任された試合をつくって勝つためにやるだけ」と話していたが、自身の勝利を手繰り寄せるための大事な終盤で詰めが甘かった。

 チームは2―3の9回に枡田の8号ソロで追い付き、自身の8敗目は免れたが、サヨナラ負け。連勝は4で止まり、優勝へのマジックは「3」のまま。星野監督は「負けたんだからしょうがない。そう言うしかないだろ」と淡々と話した。

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2013年9月24日のニュース