小笠原起死回生の代打サヨナラ弾 第5回ジョージア魂賞

[ 2013年9月22日 06:00 ]

<第5回ジョージア魂賞表彰式>表彰式を終え記念撮影におさまる(左から)選考委員の小林光男・週刊ベースボール編集長、梨田昌孝氏、巨人・小笠原、ファンの代表として当選者の指村成彦さん

 チームのために最も貢献した魂あふれるプレーに贈られる「第5回ジョージア魂賞」の表彰式が21日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた。受賞した巨人の小笠原道大内野手(39)には、選考委員の梨田昌孝氏と小林光男・週刊ベースボール編集長から盾、ジョージア製品1年分(12ケース)、賞金30万円が贈られた。

 小笠原の受賞対象プレーは6月5日の日本ハム戦(東京ドーム)、1―1で迎えた延長11回無死二、三塁。代打で登場し、増井が投じたフルカウントからの8球目、149キロ直球をフルスイングして、右翼席中段まで運んだ。打撃不振で苦しんでいたベテランの2年ぶりの一発が起死回生のサヨナラアーチとなり、原監督は「彼もプロの勝負師」と称えた。

 授賞式を終えた小笠原は「一つのプレーで皆さんが投票してくれるということはそれだけ印象強く感じてもらえたということ。とてもありがたいことだと思います。チームが勝ったこと、自分が打ったことに対して(選手たちが)凄く喜んでくれたのでとてもうれしかったです」と話した。

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2013年9月22日のニュース