ラミ来季も現役続行「これから2年間はプレーしたい」

[ 2013年9月21日 06:00 ]

現役続行の意思を固めたラミレス

 DeNAのアレックス・ラミレス外野手(38)が、他球団移籍を視野に来季以降も現役続行の意思を固めたことが20日、分かった。スポニチ本紙の取材に対し「まだまだできる自信はあるし、これから2年間は現役でプレーしたい。(あと20本塁打に迫った通算)400本塁打を打ちたいという目標もある。出場機会を与えてくれるチームで現役を続けたい」と語った。

 2年契約最終年の今季は、4月6日のヤクルト戦(神宮)で外国人初の来日通算2000安打を達成。順調なスタートを切ったが、その後は左翼の守備を不安視され出場機会が激減した。55試合出場で打率・185、2本塁打という不本意な結果で、7月18日以降は来日13年目で初の2軍暮らしが続いている。来季以降の去就については、まだ球団と話し合いが行われていないが、今季の起用法を見ても来季の戦力構想から外れている可能性が高い。ラミレス自身もその事態を想定しており「もしDeNAを今年限りで離れるとしても、球団や温かい声援を送ってくれたファンには感謝しているし、将来は監督としてぜひ戻って来たい」と語った。

 ファームでは今季26試合出場で打率・301、3本塁打、15打点と健在ぶりをアピール。貴重な右の強打者として日本での実績も十分ある。打撃に専念できる指名打者制のパ・リーグへの移籍が有力視されており、今オフに西武、ロッテなど複数球団による争奪戦が展開される可能性もある。

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2013年9月21日のニュース