黒田 6回3失点で12敗目、5連敗でついに黒星先行

[ 2013年9月20日 11:02 ]

ブルージェイズ戦の3回に2失点し、厳しい表情でベンチに戻るヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース2―6ブルージェイズ

(9月19日 トロント)
 ヤンキースの黒田は19日(日本時間20日)、トロントでのブルージェイズ戦に先発して6回で102球を投げ、8安打3失点、7三振4四球で今季12敗目(11勝)を喫した。チームは2―6で敗れた。

 黒田は立ち上がりの1回、レイエスと川崎に連打を浴びていきなり1死一、三塁のピンチを招いたが、4番リンドを投ゴロ併殺打に仕留めて無失点。2回も得点圏に走者を許しながら併殺打に打ち取ったが、3回に先制点を献上した。ゴーズ、レイエスの連打で先制点を許すと、なお1死三塁から内野ゴロの間に2点目を奪われ、序盤で2点のビハインド。5回に4、5番を連続三振に仕留めるなど立ち直りの兆しも見せたが、1―2の6回にソロ本塁打を浴び、この回でマウンドを下りた。

 黒田は8月12日のエンゼルス戦で11勝目を挙げて以来7試合勝利なしの5連敗で、ついに黒星が先行。防御率は3・17まで落ちた。

 ▼黒田の話 最後のホームランが一番痛かった。考えすぎて慎重になっているかもしれない。状態が悪い中で最低限の仕事はできたが4点、5点と取られてもチームが勝たないと。

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2013年9月20日のニュース