トンネル抜けた青木「野球ってすごく難しいと思った」

カブス戦の９回、サヨナラ勝ちし、生還したビアンキ（右端）に駆け寄るブルワーズ・青木（左）

ナ・リーグ ブルワーズ―カブス

（9月17日 ミルウォーキー）
　ブルワーズの青木がやっとトンネルを抜けた。初回は凡退し、１７打席無安打。３回の打席もスプリットを打ち損じたが、ぼてぼてのゴロが捕手の前に転がる間に一塁を駆け抜けて内野安打とした。「野球ってすごく難しいと思った。ああいうヒットでもうれしい」と苦笑いした。

　６回は一塁線を強い打球で破る三塁打。「目を切らさないようにした」と速球を呼び込んで打った打撃に好感触を得た様子で「久しぶりに手応えのあるヒット。大きい」と明るい表情で話した。（共同）