ドジャースの無断契約は「遺憾」 日本野球連盟が異例の抗議

[ 2013年9月18日 06:00 ]

 社会人野球の「エディオン愛工大OB BLITZ」でプレーしていた沼田拓巳投手(19)が、大リーグのドジャースとマイナー契約を結んだことについて、社会人野球を統括する日本野球連盟(JABA)は17日、ドジャースに対して異例の抗議声明を発表した。

 JABAはドジャースが同クラブの代表者の了解を得ずに交渉し、社会人登録を抹消していない沼田と契約したことなどを問題視。近く常務理事会を開いて対応を協議する。クラブ側は契約したことを知らされていなかったという。沼田は岐阜・大垣日大高出身で、名古屋産大を中退した社会人1年目。大卒扱いとなるが、日本野球機構(NPB)との申し合わせで2年目まではドラフト指名できない。JABAは「登録抹消の手続きも行われないまま、NPB傘下の球団が獲得できない選手と契約したことは、非常に遺憾」とコメントした。

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2013年9月18日のニュース