中畑監督 なぜ代えた?三嶋「ベンチの信頼を得ていないということ」

[ 2013年9月5日 21:57 ]

8回2死一、三塁、DeNA・三嶋(中央)は友利コーチに労われ、無失点のまま降板

セ・リーグ DeNA1―0阪神

(9月5日 横浜)
 サヨナラ勝ちでわき立つDeNAベンチで、喜び半分といったところのルーキー三嶋。7回2/3まで6安打9奪三振無失点と好投しながら、8回2死一、三塁、打者は4番鳥谷の場面でマウンドを降りた。

 「リズムもあったし、低めに球がきていた。ある程度安心感をもって見られた」と中畑監督も高評価の右腕だったが、交代した場面は「前の打席で鳥谷を完ぺきに抑えていた。あれが限界かなと思った」と中畑監督は、今度は鳥谷にやり返される予感がしての交代だった。

 三嶋は「最後まで投げたかったのが本心。代えられるということはベンチの信頼を得ていないということ。そこが(8回を投げ切った阪神の)メッセンジャーと僕の力量の差」と、悔しさを押し殺して自己分析。「今度は代えられないようにする」とさらなる闘志を燃やした。

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