バレ 50号後6戦10四球も余裕「崩れていないよ」

[ 2013年9月5日 06:00 ]

本塁打の日本記録まであと4本に迫るバレンティン

 56本塁打の日本記録超えまであと4本に迫るヤクルトのバレンティンが「不安説」を一蹴した。8月は月間新記録の18本塁打と量産も、3日の巨人戦(富山)では巨人・内海の緩急をつけた配球に翻ろうされて3戦不発。池山打撃コーチは「遠くへ飛ばさないといけない、という力みが出ている」と不安視した。

 だが、4日の巨人戦(福井)が雨天中止になると「(本塁打が出やすい)東京ドームに振り替えられた方が都合がいい。(打撃は)崩れていないよ」と前向き。さらに「焦りは全くない」と残り27試合での記録更新へ泰然自若の構えだ。

 過去55本塁打の日本記録に並んだ01年のローズと02年のカブレラは、50号到達以降の6試合でそれぞれ4四球と6四球。それに対し、バレンティンは10四球と、ここにきて警戒レベルを上げられている。それでも「いい球をコンパクトに打つだけ。今まで神宮で節目の本塁打を打ってきたから神宮で達成できたらいいね」と6日からの中日3連戦(ナゴヤドーム)ではなく、10日の広島戦からの神宮6連戦まで記録更新をお預けにする余裕すらのぞかせた。

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2013年9月5日のニュース