ダル7敗目…奪三振で野茂超えも今季ワーストタイ5失点

[ 2013年9月5日 07:51 ]

アスレチックス戦の6回途中、ワシントン監督(左)にボールを渡し、降板するレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ4―11アスレチックス

(9月4日 オークランド)
 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュは4日(日本時間5日)、アスレチックス戦に先発、5回0/3を投げ、5安打6死球で今季自己ワーストタイの5失点と振るわず、7敗目(12勝)を喫した。レンジャーズは4―11で敗れ、アスレチックスに80勝59敗で並ばれた。

 ア・リーグ西地区優勝を争うライバルとの直接対決。ダルビッシュは初回1死からドナルドソンを空振り三振に仕留め、今季237奪三振とし、95年の野茂英雄(ドジャース)と並んでいた日本人投手のシーズン最多奪三振記録を更新。だが、続くローリーに四球を与えると、モスに右越え2ランを被弾。2回にも2四球で1死一、三塁のピンチを招き、クリスプの右犠飛で1点を失った。

 3~5回はなんとか無失点に切り抜けたものの、6回にカヤスポに四球を与え、バートンに中越え2ランを浴びて降板。今季の奪三振数は240まで伸ばしたものの、これまで通算5試合で1勝4敗、防御率4・22と相性が悪かったアスレチックス相手に痛い星を落とした。

 ▼ダルビッシュの話 技術的にも、精神的にもあまり安定してなかったかなと思う。あんまり真っすぐも制球できなかった。四球(の後に)、本塁打というのは良くない。

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