鶴岡 決勝スクイズ&締めの盗塁刺殺「打つだけが野球じゃない」

[ 2013年9月1日 20:51 ]

<ヤ・D>ヤクルトに勝利し、鶴岡(右)らナインを出迎えるDeNA・中畑監督

セ・リーグ DeNA2―1ヤクルト

(9月1日 神宮)
 ベンチに残っていた野手は捕手の西森のみ。スコアだけ見れば“静か”な試合ながら、早め早めの積極采配が実り中畑DeNAが白星をつかみ取った。

 1―1で迎えた9回、1死満塁の場面でこの日初打席の鶴岡。「スクイズあるかもしれないと(監督から)言われていたので、スクイズ(のサインが)出る前に打ってやろうと思ったんですけど、初球から出たのできっちり転がすことだけを心がけました」。外寄りに来た初球の直球に体を投げ出すようにして投前へ転がし、決勝点を挙げた。

 自身のスクイズで勝ち越し点を挙げた裏には2死一塁から代走・比屋根の二盗を刺してゲームセット。「打つだけが野球じゃないというところを見せられたと思います」。決勝スクイズに加え試合を締める盗塁刺を見せた鶴岡はしてやったりの表情を見せた。

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