木更津総合 エース6球降板も…笈川が踏ん張って初16強導いた

[ 2013年8月16日 13:47 ]

西脇工戦の1回に緊急登板した木更津総合・笈川

 第95回全国高校野球選手権大会第9日は16日、甲子園球場で2回戦が行われ、第2試合は木更津総合(千葉)が3―1で初出場の西脇工(兵庫)を下し、4度目の出場で初めて3回戦に駒を進めた。

 木更津総合は先発した2年生エース・千葉が初回、先頭打者をカーブで空振り三振に抑えたところで、わずか6球で降板するアクシデント。それでも緊急登板した3年生左腕・笈川が直球とスライダーを主体に3回の1失点のみに抑え、勝利を呼び込んだ。

 打線は1回に岡田、猿田の連打で1死二、三塁の好機を築き、4番・谷田がきっちり左犠飛を打ち上げて先制。2回には檜村と秋庭の連打で2死二、三塁とし、東の三遊間を破る2点適時打でリードを3点に広げた。

 西脇工のエース翁田は序盤に3点を失ったが、その後は立ち直って連打を許さず。しかし打線は3回の1点のみに抑えられ、9回は2死満塁と粘りを見せたがあと1本が出なかった。

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