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マートン 退場反省弾「バカガイジンデス」 高校野球観戦で“改心”

<神・広>お立ち台でスタンリッジ(右)に腕を挙げられたマートンは大げさに痛がる

セ・リーグ 阪神3-1広島
(8月15日 京セラD)
 バカだった。後悔した。試合後のお立ち台。阪神のマートンはひたすらわびた。しかも、日本語で謝罪の言葉を続けた。

 「スイマセーン、バカガイジンデス。ゴメンナサイ。スイマセン」。京セラドームに集まった2万8819大観衆は沸きに沸いた。マートンも笑顔で「キノウ、ゴメンナサイ」とまたわびた。阪神ベンチも大爆笑だ。

 前日、3回1死満塁の場面でストライクの判定に激高。良川球審に激しく抗議し、侮辱行為で来日4年目で初の退場処分になった。4番が早々といなくなり、チームは大敗。一夜明け、3打席凡退で迎えた8回だった。スタンリッジが同点にされた直後、1死一塁からバックスクリーンに決勝の9号2ランを放った。みそぎの一発だった。

 「ああいう態度を取ったことは良くないことだと思っている。(ただ、)プロとして切り替えてやろうと思って球場に来た」。感情をコントロールできなかった自分を反省しつつ、プロとして、4番として結果を残すことに集中した。試合前には厳重注意と制裁金10万円の処分が下され、和田監督と緊急会談。「チームの4番。抜けてもらっては困る」。そう言われ、あらためて4番の自覚が芽生えた。試合が始まる4分前までスタンドの虎党にサインし、ファンサービスにも努めた。

 午前中には甲子園を訪れ、高校野球を観戦した。「楽しめたよ。少年に戻ったような気持ちになれた」。高校球児は、ストライクの判定で審判に猛抗議などしない。必死に白球を追う球児の姿を見て初心に帰った。フルカウントからの7球目、ランエンドヒットのサインだった。打つしかない。永川勝が投じた143キロ直球を無心で捉えた。

 「ファンの皆さまに限らず、チームメート、スタッフの方々に支えられて打てたホームラン」。前夜のご乱心ぶりはどこへやら、助っ人は平身低頭だ。4番の一撃で連敗を2でストップ。首位・巨人とのゲーム差を8・5に縮めた。「スゴイ、モウイッチョウ、オネガイシマス」。マートンさん、お願いします。 

 ▼阪神・スタンリッジ(8回1失点。マートンの2ランで7勝目が転がり込み)マートンがいなかったら、自分はヒーローインタビューに立てていないので心から感謝したい。

 ≪殊勲アーチ5本≫マートン(神)が8回に勝ち越しの9号2ラン。今季のマートンの殊勲アーチは6月6日西武戦、同月9日ロッテ戦のサヨナラ本塁打を含め5本と全本塁打の半数を超えている。また、勝利打点は今季14度目。中田(日)の13度を抜き両リーグ最多になった。

[ 2013年8月16日 06:00 ]

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