富山第一、甲子園初出場初勝利!秋田商敗れて東北6県全勝ならず

[ 2013年8月14日 09:59 ]

<秋田商・富山第一>5回裏、併殺でピンチを切り抜け雄たけびを上げる富山第一先発の宮本

 第95回全国高校野球選手権大会第7日は14日、甲子園球場で2回戦を行い、第1試合は春夏通じて初出場の富山第一が5―0で秋田商を下し、甲子園初勝利を飾った。東北勢は前日までに5校が初戦突破を果たしていたが、秋田商がトリを飾ることはできなかった。

 富山第一のエース右腕・宮本はスライダーがさえ、7安打を許しながらも要所を締めて10三振を奪って完封勝利。

 打線は5回、相手失策から1死三塁の好機を築き、黒田がきっちり左翼へ犠飛を打ち上げて均衡を破った。7回には2死から西田、黒田の連打で2死二、三塁とし、4番・幸山の中越え2点三塁打で追加点。8回には藤井の二塁打を足がかりに1死二、三塁とし、高森が試合を決定づける左前2点適時打を放った。

 秋田商は3回2死一、二塁、3番・杉谷の中前打で二走がホームを狙うも、相手好返球で先制ならず。5回も連打で得点圏に走者を進めたが生かせず、下手投げのエース佐々木を援護できなかった。

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