聖光学院 逆転で4年連続初戦突破 愛工大名電25年ぶり夏勝利ならず

[ 2013年8月9日 10:10 ]

<聖光学院・愛工大名電>7回裏、酒谷の2点打で逆転の生還を果たしガッツポーズする聖光学院・井原

 第95回全国高校野球選手権大会第2日は9日、甲子園球場で1回戦を行い、第1試合は7年連続10度目出場の聖光学院(福島)が4―3で2年連続11度目出場の愛工大名電(愛知)に逆転勝ちし、4年連続で初戦を突破した。

 聖光学院は初回に2点を先行されたが2回にスクイズで1点を返し、6回に再び2点差とされるとその裏に代打・酒谷の右越えソロ本塁打で追撃。1点を追う7回には、4番・園部の左翼線を破る二塁打から2死満塁の好機を築き、酒谷が三遊間を破る2点適時打を放って逆転した。

 愛工大名電は初回に4番・石浜の2点本塁打で先制。6回にも加点して試合の主導権を握ったが、7回にエース左腕・東が逆転を許した。5回無死一、三塁ではスクイズを試みた広瀬を投飛に抑え、飛び出した一、三塁走者を刺して三重殺とする好プレーもあったが、1988年以来25年ぶりとなる夏の甲子園勝利はならなかった。

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