通算50試合目飾った!ダル、自己最多タイ14Kで10勝目

[ 2013年8月2日 10:55 ]

ダイヤモンドバックス戦で7回を投げ終え、ピアジンスキー捕手とベンチに戻るレンジャーズのダルビッシュ

インターリーグ レンジャーズ7―1ダイヤモンドバックス

(8月1日 アーリントン)
 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュは1日(日本時間2日)、アーリントンでのダイヤモンドバックス戦に先発、7回を投げて5安打無失点、自己最多タイの14奪三振と好投し、2年連続2桁勝利となる今季10勝目(5敗)を挙げた。レンジャーズは7―1で勝ち4連勝。

 5月の対戦では8回に同点2ランを浴びるなど7回2/3で4失点(勝敗は付かず)だったDバックスを相手にダルビッシュが見事な奪三振ショーを見せた。

 試合開始直後の気温が38・8度という暑さも関係ない。初回、先頭のパーラを空振りに三振に仕留めると、イートンに左前打を許したものの、ゴールドシュミット、チャベスを連続三振。2回は先頭のロスに中前打を許したが、後続を3者連続三振に仕留める。3回にはパーラからこの試合7個目の三振を奪い、メジャー通算400奪三振に到達。その後も力のある速球とキレ抜群の変化球を織り交ぜて毎回三振を重ね、6回には自己最多タイに並ぶ14個目の三振を奪った。

 3戦連続サヨナラ本塁打で勢いづいている打線も力投に応えた。2回にピアジンスキーの中越え12号ソロ本塁打で先制すると、3回にはモアランドの15号ソロ、さらに4回にマーフィーの12号ソロとマーティンの適時二塁打で計3点。7月27日のインディアンス戦では、6回1失点で負け投手となったダルビッシュをこの日は序盤から援護した。

 7回を終えて7点リード。球数が111球に達していたため、“お役御免”となったダルビッシュ。メジャー通算50試合の節目の試合を、通算16度目の2桁奪三振、今季10勝目で飾った。

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