和田監督の継投が裏目 西村が役割果たせず

[ 2013年8月2日 06:00 ]

<神・中>6回表1死満塁、険しい表情で交代を告げる和田監督(右は中西投手コーチ)

セ・リーグ 阪神4-6中日

(8月1日 甲子園)
 3―2で迎えた6回。阪神・和田監督の継投が裏目に出た。5回から登板した筒井が先頭・森野を打ち取ると、右が続く場面で西村にスイッチ。ところが安打と四球でピンチを招く。さらに左のクラークを迎えたが、ベンチは続投を指示。結果、四球で満塁とし、代わった加藤が高橋周に逆転満塁弾を浴びた。

 「こっちはその時、一番いいと思ってやっている」と指揮官は語気を荒らげながら説明した。10年には65試合に登板した西村だが、今季3試合目の登板では荷が重かった。勢いをつけて敵地に乗り込むはずが、首位・巨人とのゲーム差は7・5に広がった。和田監督は「開き直って乗り込むしかない」と危機感をにじませた。

 ▼阪神・西村(6回1死から登板し、打者3人に1死も取れず)四球がダメでした。

 ▼阪神・加藤(6回に高橋周に逆転満塁本塁打を被弾)一番やってはいけないホームランという形になった。

続きを表示

2013年8月2日のニュース