レンジャーズ3戦連続サヨナラ弾 1日先発ダルにも追い風

[ 2013年8月2日 06:00 ]

エンゼルス戦の9回、A・ベルトレのサヨナラ本塁打に喜ぶレンジャーズのダルビッシュ(中央)らナイン

ア・リーグ レンジャーズ2―1エンゼルス

(7月31日 アーリントン)
 打球が高々と左翼へ舞い上がった瞬間、翌日の先発投手であるダルビッシュも我を忘れてホームへ突進した。レンジャーズがエンゼルス戦で球団史上初となる3試合連続サヨナラ本塁打で劇勝。打ったA・ベルトレは「ここ最近、チーム状態が悪かったのは打線が原因。もう大丈夫だよ」と興奮を隠さなかった。

 28日のインディアンス戦まで4連敗し、首位アスレチックスとは今季最大の6ゲーム差に開いた。チーム状態はどん底だったが、カード初戦の29日に1点を追う9回に2本のソロでサヨナラ勝ち。前日は延長10回にマルティンの3ランで決め、この日は同点の9回に4番がけりをつけた。

 データ専門会社エライアスによると、同一カードでの3試合連続サヨナラ本塁打は、99年5月にダイヤモンドバックスが達成して以来、メジャーでは14年ぶりのこと。28日の試合後、45分間のミーティングで選手にカツを入れたロン・ワシントン監督も「こんなのは見たことがない。別々の選手が成し遂げたことが大きい」と話した。1日(日本時間2日午前8時5分開始)のダ軍戦で10勝目に挑むダルビッシュにも、追い風になるはずだ。

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2013年8月2日のニュース