江藤、大矢、駒田氏ら１００人が受講　学生野球資格回復の研修会

プロ野球経験者の学生野球資格回復の研修会に参加した元横浜監督の大矢明彦氏（中央）ら

　プロ野球経験者の学生野球資格を回復するために新設された研修制度のプロ側の第１回研修会が２８日、東京都世田谷区の日体大で行われ、中日、巨人でプレーした慶大の江藤省三監督、元横浜（現ＤｅＮＡ）監督の大矢明彦氏、巨人や横浜でプレーした駒田徳広氏ら１００人が受講した。

　資格回復の希望者はプロ側に続き、学生野球側の研修と適性審査を経て認められる。今回は特例などで既に大学で指導している元プロ監督や全国野球振興会（日本プロ野球ＯＢクラブ）の指導者研修を受けたＯＢが優先となった。８月１０日にもあり、元巨人の仁志敏久氏らが参加する予定。

　研修は約５時間で、内容は過去にプロアマの交流が断絶した経緯や高校生のけがの防止対策、新人獲得に関するルール説明などだった。

　今回の対象者以外によるプロ側の研修は１１月９日と１０日に行われる。