井口 本塁打での記録達成に「僕自身が一番びっくりしている」

[ 2013年7月26日 23:05 ]

<楽・ロ>6回、日米通算2000本安打を達成し記念のボードを掲げる井口

パ・リーグ ロッテ2―3楽天

(7月26日 Kスタ宮城)
 日米通算2千安打を達成した井口は、柔和な表情で喜びをかみしめるように語った。

 ―本塁打で決めた。

 「周りは狙ったというような話をしていたけど、僕自身はそういう思いはなかった。来た球を素直に振り抜いた結果。僕自身が一番びっくりしている」

 ―思い出に残る安打。

 「プロ初打席(初安打)ときょうの2千本目が今は一番の思い出になっている」

 ―2千本の重みは。

 「長く現役をやって、その積み重ね。目標が通過点に変わった。(今後は)残りのシーズンで、しっかりチームが勝つことに力を注ぎたい」

 ―今季も順調に安打を重ねてきた。

 「残り10本くらいからとんとんと来たので、もう少し楽しみたかったというのはある」

 ―残り1本の重圧は。

 「あんまりなかった。チームがこういう位置(上位)にいるし、自分でも(打撃の)感じが良くてすんなりと打席に入れていた」

 ―田中から決めた。

 「球界ナンバーワンピッチャーなので、マー君から打てたのがきょうはうれしい」

 ▼ロッテ・伊東監督の話 本塁打で決めたのはさすが。あくまでも通過点だと思う。今まで通りチームを引っ張ってもらわないと。せっかく打ってくれたが勝ち試合で決めたかったね。

 ▼ソフトバンク・秋山監督の話 (後半戦開始から)3試合で7本は(ペースが)速いな。技術がすごいし、配球をよく見ている。技術と勉強だよ。あとは健康かな。

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2013年7月26日のニュース