大谷&雄星の母校・花巻東が甲子園へ 福井商は22度目の夏

[ 2013年7月26日 15:40 ]

<花巻東・盛岡大付>勝利の瞬間、喜ぶ花巻東・細川(中)

 第95回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間、甲子園球場)の地方大会は26日、各地で行われ、岩手と福井で新たに2校が代表に名乗りを上げた。

 岩手大会決勝では、西武・菊池雄星、日本ハム・大谷の母校である花巻東が5―1で今春センバツ出場の盛岡大付に逆転勝ちし、2年ぶり7度目の夏の甲子園出場を決めた。花巻東は初回に1点を先制されたものの、5回に2点を奪って逆転。6回にも3点を加え、細川が5安打1失点で完投した。

 福井大会では福井商が今春の選抜大会に出場した春江工を2―0で下し、2年ぶり22度目の代表となった。

 香川大会は丸亀が8―1で尽誠学園を下し、13年ぶり4度目の甲子園出場を決めた。

 山形大会は3本塁打を放った日大山形が7―3で米沢中央を下して6年ぶり10度目の出場。

 岡山大会では玉野光南が5―4で関西に競り勝って11年ぶり3度目の甲子園切符を獲得した。

 富山大会は富山第一が4―2で桜井に勝って初出場を決めた。

 岐阜大会は大垣日大が7―4で市岐阜商を下して6年ぶり2度目の出場となった。

 島根大会は石見智翠館が3本塁打を放ち、10―6で昨年覇者の立正大淞南を下して8年ぶり8度目の出場。2009年4月に江の川から校名変更してからは初の甲子園出場となった。

 この日は23大会で試合を行い、2011年に全国制覇した日大三(西東京)や今春の選抜大会準優勝校で、注目の右腕安楽智大を擁する済美(愛媛)はともに決勝に進んだ。昨夏4強の東海大甲府(山梨)は準決勝で姿を消した。

 27日は10大会で代表校が決まる。

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2013年7月26日のニュース