松井 号泣のワケ“1学年下の同級生”を「甲子園に連れて行きたかった」

[ 2013年7月26日 07:43 ]

9回3失点で横浜に敗れ、ベンチで号泣する桐光学園・松井

 第95回全国高校野球選手権大会の神奈川大会準々決勝で、桐光学園の松井裕樹投手(3年)は横浜と対戦し、2―3で逆転負けを喫した。

 松井にはどうしても甲子園に連れて行きたい仲間がいた。2年前から白血病と闘い、今年に入り部活動に復帰した小国外野手だ。

 試合前には「頼むぞ」と声をかけられたという。本来は松井と同級生だが、闘病生活で現在は1学年下の2年生。大会中は補助員として試合前のシート打撃でバットを振る場面も見られた。松井は「あいつを甲子園に連れて行きたかった」と号泣していた。

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