沖縄尚学　失策連発のセンバツ雪辱だ！８年ぶり６度目夏切符

春夏連続、８年ぶり６度目の甲子園出場を決め、喜びを爆発させる沖縄尚学のナイン

沖縄決勝 沖縄尚学５―２美里工

（7月21日 沖縄セルラースタジアム那覇）
　今春センバツの借りを返しに沖縄尚学が聖地に戻ってくる。

　初回に適時打と犠飛で２点を先制し、３、６回に失点を許した直後にはいずれも抜け目なく得点して美里工の気勢をそいだ。センバツでは敦賀気比との開幕戦で初回に３失策するなど精神的なもろさを露呈して２―１１で大敗。比嘉公也監督は自信をなくした選手たちに「甲子園の借りは甲子園で返すぞ！」と言い聞かせてきた。

　決勝では２―１の３回１死二塁から二塁走者の知念が中飛でタッチアップし、中継プレーが乱れる間に一気に生還するなど成長した姿を見せた。諸見里主将は「沖縄尚学の力を甲子園で証明したい」と力強かった。

　▼ソフトバンク・東浜　おめでとう。昨秋、教育実習で関わった選手もいたので、ずっと注目してました。甲子園ではベストを尽くしてもらいたい。僕もいい刺激を受けました。

　◆沖縄尚学　文武両道の私立校。ＯＢにソフトバンクの東浜。